第51回大倉喜七郎賞の受賞者決まる


 故大倉喜七郎氏の遺徳をたたえ、プロ、アマ、国内外を問わず囲碁普及に特に功労のあった方に贈られる「大倉喜七郎賞」の受賞者が、以下の通り決定されました 。なお今年度はコロナウイルス感染予防及びまん延防止等重点措置の影響により、選考委員会書面による投票方式によって決まりました。


  • 〇 福田 泰久(ふくだ やすひさ) センコーグループホールディングス株式会社 代表取締役社長 75歳
    扇興杯女流最強戦(現在 第7回)及び国際戦のSENKO CUPワールド碁女流最強戦の創設に尽力した。またSENKO CUPに併せて女流ティーンエージャー棋士トーナメント戦(非公式戦)、世界女流アマ最強戦ネット囲碁トーナメントを開催するなど囲碁普及にも努めている。
  • 〇 武宮 正樹(たけみや まさき) 九段 日本棋院東京本院所属 71歳
    名人1期、本因坊通算6期、十段3期など国内タイトルを多数獲得。富士通杯2連覇、テレビアジア選手権4連覇と国際戦でも活躍。厚みを築きながら大模様を広げ、場合によっては中央に大きな地を作る大胆な構想は「宇宙流」と呼ばれ、国内外に熱烈なファンが大勢いる。数々のイベントで常に積極的にアマチュアと交流し、囲碁普及にも努めている。

  • * 大倉喜七郎賞選考委員
    池田正己、吉川正夫の各氏及び、小林覚理事長