初のタイトル戦となった志田達哉八段の挑戦を退け、3連覇を達成した一力遼天元の
第51期天元就位式が、3月4日(水)、東京都千代田区の「日比谷松本楼」で行われた。
謝辞に立った一力天元はこのシリーズを振り返り、「志田さんとはこれまで何度も対局はありましたが、五番勝負という舞台で対戦するのは今回が初めてで、手探りで戦う部分も多くありました。
さらに同時進行で芝野さん(芝野虎丸十段)との名人戦、井山さん(井山裕太碁聖)との王座戦があり、三つのタイトル戦を並行して行うという自分にとって初めての経験でもありました。
お三方ともかなり棋風の違う棋士ですので、どう対応するか難しさも感じた五番勝負でした」と語った。
続けて「内容的には2局目の中盤でミスが出たりとまだまだ自分自身足りない部分も多いなと感じましたが、何とか3連勝で防衛を果たすことができてほっとしています。
これからも対局は続いていきますし、今進行している棋聖戦や世界戦、来期以降の天元戦でもさらに良い結果を残して、自分の実力をさらに高めていけるよう精進していきたいと思います」
と今後の抱負を述べた。
「緑釉鉢(りょくゆうはち)」を 掲げる一力天元。

