上野梨紗扇興杯との姉妹対決を制し、タイトルを奪還した上野愛咲美女流棋聖の第29期ドコモ杯女流棋聖就位式が3月9日(月)、東京都千代田区の「日本棋院東京本院」で行われた。
上野(愛)にとって、女流棋聖は4年ぶり、5度目の戴冠となる。
謝辞に立った上野(愛)は今シリーズを「今回は、上野家にとって初めての挑戦手合となりました。 私は初めてのタイトルが女流棋聖で早碁もとても好きなので相性が良いと感じております。 妹の梨紗も初めてのタイトルが女流棋聖ということで、2人とも相性の良さには自信があって、バチバチの姉妹対決となりました」と振り返り、続いて「 第1局は中盤で、自慢の割り込みが決まり、そこから流れを良くして、勝利しました。 第2局は私の苦手な序盤でとてもいい感じに打てたので、『妹もまだまだだな』とちょっと思いながら打っていたのですが、妹の得意な中盤戦での部分的な読みが炸裂してしまい、大石を全部取られてしまい、こちらの敗勢となりました。 ですが妹も多分、『姉もまだまだだな』と思ったのか油断してしまいまして、大逆転で勝利をつかむことになりました。 昔からテレビで見ていた女流棋聖戦で優勝することができてとても嬉しく思います」と喜びを語った。

