ネット対局「幽玄の間」に囲碁ソフト「AQ」を導入


囲碁対局ソフトウェア「AQ(エイキュー)」が、棋士の練習対局向けに2月21日(水)より日本棋院ネット対局「幽玄の間」に導入されました。

導入を記念して、20日(火)には「今研究会(いまけんきゅうかい)」vs「AQ」三番碁を実施いたしました。
結果は、第1局は芝野虎丸七段がAQに黒番中押し勝ち、第2局はAQが本木克弥八段に白番中押し勝ち、第3局は許家元七段がAQに白番中押し勝ちし、今研究会が2勝1敗でAQに勝利となりました。

この対局の模様はネット対局「幽玄の間」およびYouTube「日本棋院チャンネル」で配信いたしました。
対局の模様、今研究会メンバーによる解説や検討を、上記チャンネルでご覧頂けます。ぜひ、この機会にチャンネル登録をお願いいたします。

AQ開発者の山口祐氏(右)が手元のパソコンを用いて対局を行った
今研究会メンバーが幽玄の間、YouTubeの解説を担当

「今研究会」は、張豊猷八段主宰の若手棋士中心の研究会。ナショナルチームメンバーが多数在籍。主なメンバーとして、本木克弥八段、平田智也七段許家元七段、芝野虎丸七段、富士田明彦六段藤沢里菜三段など約40名。

「AQ」は、山口祐氏開発の囲碁対局ソフトウェア。
主な戦績:第10回UEC杯4位(2017年3月)/中信証券杯8強(2017年8月)/AI竜星戦4位(2017年12月)いずれもDeepZenGo に次ぐ国内ソフト2,3位の成績