世界アマチュア囲碁選手権戦は、1979年に第1回大会が東京(日本棋院)で開催されました。
以来、「囲碁のオリンピック」として世界中の囲碁ファンに広く認識される世界最大規模の囲碁の国際大会に発展し、今年は、アジア圏の枠を超え、北米の地、カナダ・バンクーバーにおいて初めて開催されます。

- 主催
- 国際囲碁連盟(IGF)、カナダ囲碁協会、アメリカ囲碁協会
※ 特別協力:日本棋院 - 日程
- 2025年5月16日~23日
5月16日(金) 選手到着(チェックイン) 5月17日(土) 交流対局、開会式・レセプション、国際囲碁連盟理事会 5月18日(日)~21日(水) 本対局(8回戦 スイス方式) 5月21日(木) 閉会式・表彰式、ドーピング検査 5月22日(金) 観光 5月23日(金) チェックアウト・帰国 - 会場・宿泊
- Executive Hotel Vancouver Airport
- 参加選手
- 52か国・地域 52名(※5月19日現在)
- 日本代表選手
- 大関稔さん(アマ本因坊) ※ 2年連続2回目の出場
大関さんのコメント
「去年の東京大会では3位に終わり大変悔しい思いをしました。この一年間、バンクーバー大会での優勝を目標にしてきました。日本選手として(2006年平岡聡さん以来)19年ぶりの優勝を目指します」 - 競技規定
- (1) スイスシステムにより8回戦を行います。
- (2) 手合割は、互先、先番6目半コミ出しとします。
- (3) 持ち時間は60分、のち30秒の秒読みが3回となります。
- (4) 対局ルールは「世界アマチュア囲碁選手権戦ルール」を使用し、問題が生じた時は審判が判定します。
- (5) 審判には日本棋院と北米の専門棋士があたります。
- ドーピング
検査 - (1) カナダドーピング機構により大会後にドーピング検査を実施します。
- (2) 対象者は、上位入賞者4名の選手が抽出されます。
- 表彰
- (1) 優勝者に「第45回世界アマチュア囲碁選手権者」の称号及び日本棋院より八段免状が授与されます。
- (2) 2位から8位までの入賞者に賞杯を授与します。