林海峯名誉天元の「旭日中綬章」受章について


 このたび、平成29年秋の叙勲で、林海峯名誉天元の「旭日中綬章」受章が決定いたしました。
 勲章の伝達式並びに拝謁は、11月10日(金)に執り行われます。

平成29年11月3日 公益財団法人日本棋院

略歴

  • 昭和17年5月6日、中国・上海出身。75歳。
  • 故藤田梧郎八段に師事。故呉清源九段門下。
  • 昭和27年 来日、28年東京本院院生、29年関西総本部院生。
  • 30年 入段、35年六段、同年東京本院所属。42年九段。
  • 40年 第4期名人戦で勝利し23歳で史上最年少 (当時)を樹立。
  • 43年 第23期本因坊を獲得し史上2人目の名人本因坊となる。
  • 平成5年 第19期天元戦で勝利し、5連覇達成。名誉天元の資格を得る。
  • 10年 名人戦リーグ35期連続在籍(歴代1位)
  • 27年 通算1400勝達成
  • 名人通算8期、本因坊通算5期、天元連続5期、王座1期、十段1期、碁聖1期獲得などタイトル獲得数35は歴代8位。
  • 「二枚腰」の異名をとり、粘り強い打ち回しで囲碁ファンに親しまれている。
  • 昭和41年 台湾より「国手」を贈呈される
  • 平成17年 紫綬褒章
林海峯名誉天元

林海峯名誉天元のコメント

 大変名誉な章をいただくことになり、思いもよらないものです。本職の囲碁でがんばらないといけないと恐縮しています。(台湾からの草分け的な存在で、張栩九段をはじめ多くの後進を育てたことを評価していただいたそうですが)ひたすら囲碁が面白くて(笑)ここまでやってきたので、日本と台湾のためというのは後から考えると「そうしてきた」ということだと思います。(「チクリン」と言われる大竹英雄名誉碁聖については)もちろん良き友人ではありますが、今でもよきライバルという思いの方が上回ります。(二枚腰と言われる棋風について)大竹さんは早見えなど才能の人ですから、私は粘って粘って勝負していくということです。AIに勝てないのはちょっとさみしい思いがあります。今後も元気に生涯現役でいたいと思います。