四連覇を目指す【高尾秀紳本因坊】に、本因坊初挑戦の【羽根直樹九段】が挑みます。両選手のプロフィールをここでは紹介いたします。

高尾本因坊

高尾紳路本因坊

昭和51年10月26日生。千葉県千葉市出身。田岡敬一氏に師事、藤沢秀行名誉棋聖門下。

平成3年入段、4年二段、5年三段、6年四段、8年五段、10年六段、12年七段、14年八段、17年九段

日本棋院東京本院所属

平成8年、第21期新人王戦優勝。
平成12年、第15期NEC俊英戦優勝、第9期竜星戦優勝。
平成14年、第17期NEC俊英戦優勝。
平成15年、第33回新鋭戦優勝、第41期十段戦挑戦者に。
平成16年、第60期本因坊戦リーグ入り、第13期竜星戦優勝。
平成17年、第60期本因坊戦で張栩本因坊を4-1で破りタイトル奪取(☆本因坊獲得により九段昇段)。
平成18年、第61期本因坊戦で山田規三生九段を4-2で破り初防衛。第1回大和証券杯ネット囲碁オープン優勝(★初代ネット棋戦王者となる)。第31期名人戦で張栩名人を4-2で破りタイトル奪取(☆史上6人目の名人・本因坊となる)。
平成19年、第62期本因坊戦で依田紀基九段を4勝1敗で破りタイトル防衛、3連覇(☆「本因坊秀紳」と号す)。
第3回大和証券杯ネット囲碁オープン優勝(★2回目の優勝)。
平成20年、第46期十段戦で趙治勲十段を3-0で破り初の十段獲得。

羽根九段

羽根直樹九段

昭和51年8月14日生。三重県出身。

平成3年入段、同年二段、4年三段、同年四段、6年五段、8年六段、10年七段、12年八段、14年九段羽根泰正九段は実父。羽根しげ子初段は夫人。 日本棋院中部総本部所属

平成6年、棋聖戦四段戦優勝。
平成8年、第26回新鋭トーナメント優勝。
平成11年、第40期王冠戦優勝。
平成13年、第27期天元戦で柳時熏天元を破り初の天元位。
平成14年、天元位防衛。第43期王冠位獲得。日中天元戦で黄奕中天元を2-0で破り優勝。
平成15年、第29期天元戦で山下敬吾棋聖の挑戦を退け防衛。3連覇。王冠位防衛。
平成16年、第28期棋聖戦で山下敬吾棋聖に挑戦、3連勝3連敗後の最終局を制し4勝3敗で初の棋聖獲得(☆中部総本部所属棋士として初の三大タイトル獲得)。第11期阿含桐山杯優勝。第45期王冠戦防衛で3連覇・通算4期。
平成17年、第29期棋聖戦で挑戦者結城聡九段を4-3で退け棋聖防衛。
平成18年、第53回NHK杯で今村俊也九段を破り初優勝。
平成19年、第48期王冠戦で松岡秀樹王冠を破り王冠位奪取。