週刊碁5月23日号

週刊碁5月23日号

2022年5月16日発売

特集内容

【第77期本因坊戦七番勝負第1局】

本因坊文裕(井山裕太四冠)に一力遼棋聖が挑む第77期本因坊戦七番勝負が、5月10・11日、石川県金沢市の尾山神社「金渓閣」の第1局で火蓋を切った。文裕はタイトル連覇の新記録、11連覇をめざす。一力は今春の棋聖奪取に続く二冠をめざす。まさしく頂上決戦である。第1局は357手という本因坊戦挑戦手合史上の最長手数を経て、文裕が半目勝ちを治めた。午後9時34分終局。残り時間はともに1分だった。


【棋士の研究会『今研』見学&指導碁の夕べ】

このイベントが告知されたときから、棋士の研究会を見学するという初の試みが噂になっていた。参加するのは活躍中の若手棋士と、ネクストブレイクの若手棋士。これはファンが「推し棋士」を見つけるイベントなのだろうか。5月6日に日本棋院有楽町囲碁センターで行われた「棋士の研究会『今研』見学&指導碁の夕べ」の模様をお伝えしよう。