【第26期竜星戦決勝】

入段から２年11ヵ月という驚異的スピードで第26期竜星戦を制した17歳の芝野虎丸・新竜星。全棋士参加棋戦におけるタイトル獲得の史上最速記録を打ち立てた決勝の模様が、９月25日に囲碁・将棋チャンネルで放送された。芝野は鋭いパンチを繰り出して余正麒七段を破り、井山裕太六冠の記録を抜く快挙を達成。段位も８月１日付で三段から七段に昇った。番組放送の解説は高尾紳路名人、聞き手は吉原由香里六段。

【２０１７三星火災杯世界囲碁マスターズ】

２０１７三星火災杯世界囲碁マスターズ（主催・ＫＢＳ、中央日報）の16、８強戦が９月25日と26日に、韓国大田「三星火災儒城キャンパス」で行われた。持ち時間は２時間、使い切ってから１分５回の秒読み。コミは６目半。日本から出場したのは井山裕太九段、山下敬吾九段の２名。去る５日から７日に行われた32強戦を勝ち抜いた。しかし壁がより一層厚くなる16強戦で行く手を阻まれ、今回は涙を呑む結果となった。