囲碁史探偵が行く

囲碁史探偵が行く

e 碁900円(税込)

i 碁960円(税込)

発売日 2012年1月24日

195頁

囲碁史探偵が行く昔と今 碁打ちの物語

 本書は『月刊碁ワールド』に平成17年から19年までの3年間にわたって連載された「囲碁史探偵が行く」に一部加筆して完成しました。囲碁史探偵の命名者は飲み友だちであり観戦記者である秋山賢司さん(春秋子)です。
 過分な名をいただいたものです。私自身は古棋譜に愛着を感じ、散逸しないように蒐集し整理し、昔の名人上手の打碁集が出版されるとき、多少なりともお役に立てたかなと思っているだけです。しかし、古棋譜蒐集を通して面白い話の蓄積があるはずで、それを公開しない手はないと秋山さんはいわれる。
 こうして始まったのが「囲碁史探偵が行く」です。責任をとってもらって、執筆は秋山さんにおまかせしました。私のしゃべることを寸分違わぬように書きとめ、それとなくユーモアをまじえてまとめてくれたことに感謝申し上げます。連載中、こんな話はいかがと、情報を寄せていただいた読者にも感謝感謝です。
 本書によって、一人でも多くのみなさまが囲碁史に興味を持たれるようになれば、囲碁史探偵にとってこんなうれしいことはありません。

平成20年11月  九段 福井正明