日々碁席

日々碁席

書籍定価705円(税別)

発売日
2013年2月 9日
著者
笠 太郎

A5判/ 200頁

日々碁席ほっこり碁会所ものがたり

 東京近郊のとある碁会所を舞台にした囲碁漫画。席亭は三十年ほど前、五十のときに脱サラしてこの碁会所を開いた。今は十九歳の孫娘が手伝いにきており、アットホームな雰囲気にひかれてか常連さんも多い。ここに出入りするお客さんたちが繰り広げる、笑いと涙と義理人情にあふれた話を、席亭と孫娘の眼を通して紹介していく。すべて読み切りで全二十四話。平成十七年から二年間、月刊碁ワールド誌で連載されたものである。
 絵と原作の笠太郎さんは、団塊の世代の人。三十歳、3級のときに一念発起し、独自の勉強法により、わずか五年で実力六段にまでなった。だから本書に出てくる盤上の図は、いちいち状況に合った納得のいくものばかりである
 いまの時代、長引く不況や、ネット碁の台頭などもあり、碁会所から足が遠のいてしまった方も多いと思うが、本書を読んで、もう一度碁会所のよさを再認識していただければ幸いである。

2013年2月 日本棋院