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【新刊】囲碁史探偵が行く―昔と今 碁打ちの物語―

囲碁史探偵が行く―昔と今 碁打ちの物語―

 

 本書は『碁ワールド』に平成十七年から十九年までの三年間にわたって連載された「囲碁史探偵が行く」に一部加筆して完成しました。囲碁史探偵の命名者は飲み友だちであり観戦記者である秋山賢司さん(春秋子)です。
 過分な名をいただいたものです。私自身は古棋譜に愛着を感じ、散逸しないように蒐集し整理し、昔の名人上手の打碁集が出版されるとき、多少なりともお役に立てたかなと思っているだけです。しかし、古棋譜蒐集を通して面白い話の蓄積があるはずで、それを公開しない手はないと秋山さんはいわれる。
 こうして始まったのが「囲碁史探偵が行く」です。責任をとってもらって、執筆は秋山さんにおまかせしました。私のしゃべることを寸分違わぬように書きとめ、それとなくユーモアをまじえてまとめてくれたことに感謝申し上げます。連載中、こんな話はいかがと、情報を寄せていただいた読者にも感謝感謝です。
 本書によって、一人でも多くのみなさまが囲碁史に興味を持たれるようになれば、囲碁史探偵にとってこんなうれしいことはありません。

平成二十年十一月   九段 福井正明

2008年11月20日発売


B6判/196頁
定価 1200円+税


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もくじ

第1話 明治十六年、初めての郵便碁
第2話 徳川将軍のお手並拝見
第3話 さわやか 黒甲将軍
第4話 待ったした話、させなかった話
第5話 碁好きの殿様ナンバーワン
第6話 細川家、碁界を救う
第7話 投げの催促いろいろ
第8話 塀の中の碁好きの面々
第9話 碁界と角界の絆
第10話 真説 松平家の碁界
第11話 碁にとって美とは何か
第12話 四宮米蔵は立派な碁打ちだった
第13話 孤高の人・宮坂しん二
第14話 新大阪発20時34分
第15話 伊藤松和の江戸から明治
第16話 碁の天才、味覚の天才
第17話 岩本先生と酒の話
第18話 林海峰大人、その時あわてず
第19話 槍と碁の達人、長坂猪之助
第20話 スーパースターに立ち向かった二人
第21話 孤高の棋士、雁金準一
第22話 昭和29年、杉内師範と院生たち
第23話 古棋譜の解明とわが大失敗
第24話 碁界にもいじめがあった
第25話 最古の棋譜と林元美のいたずら
第26話 入段、それぞれのかたち
第27話 秀和全集から漏れた一局
第28話 第一手左上に込められた思い
第29話 古人の苦心、定石ができるまで
第30話 「大成」こそ碁界の宝である
第31話 碁界の窮地を救った相原可碩
第32話 日独の架け橋となったデューバル博士
第33話 石見銀山は碁も盛んだった
第34話 世界一碁の好きな観戦記者
第35話 亡き上村邦夫の思い出
第36話 棋譜解明の大功労者
第37話 本因坊道策の続きが見られた
観戦記者のつぶやき(あとがきに代えて)


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