大竹英雄名誉碁聖(日本棋院顧問)の「旭日中綬章」授章について


 このたび、平成27年春の叙勲で、大竹英雄名誉碁聖(日本棋院顧問)の「旭日中綬章」授章が決定いたしました。
 勲章の伝達式並びに拝謁は、5月13日(水)に執り行われます。
平成27年4月29日 公益財団法人 日本棋院

略歴

  • 昭和17年5月12日、福岡県北九州市出身。72歳。
  • 26年木谷實九段に入門。31年入段、45年九段。
  • 44年第8期十段(通算5期)。50年第14期名人(通算4期)、第23期王座。
  • 53年第3期碁聖。59年碁聖五連覇で「名誉碁聖」の資格獲得(通算7期)。
  • 平成4年第5回富士通杯。6年第6回テレビアジア選手権優勝など。
  • タイトル獲得数48は歴代4位。
  • 「早碁の神様」の異名をとり、華麗な打ち回しは「大竹美学」と呼ばれる。
  • 平成20年12月より24年6月まで日本棋院理事長。
  • 24年6月より日本棋院顧問。
  • 棋道賞最優秀棋士賞2回、秀哉賞1回、大倉喜七郎賞1回。
  • 平成15年北九州市民文化賞、16年紫綬褒章、25年西日本文化賞。
大竹 英雄九段

大竹英雄名誉碁聖のコメント

「わたくしごときがという思いがあって、どうしたら良いのかと戸惑いました。長年囲碁界に携わって参り、日本棋院理事長も務めておりましたので、私個人にではなく囲碁界全体に対し頂けるものだと思います。木谷實先生ご夫妻、育ての親、先輩、同僚、後輩、囲碁ファンの皆様、日本棋院の事務方の皆様を含めて頂くものと思っております」